蟹面作りワークショップ♡
週末に、ワークショップに参加して来ました。
蟹面作り。
写真のそれです。
銀座にある、石川県のアンテナショップで行われましたー。
銀座というか、京橋というか、丁目でいくと銀座1丁目ですね。
数寄屋橋交差点から東京駅の八重洲口に向かう外堀通り沿いにありますけど、このあたりは、茨城、沖縄、高知、広島、などなど。
アンテナショップだらけなんですよね。
父とよくあちこち巡ったのを思い出します。
幼い頃、父はよく旅行先で県庁や市役所の観光課に立ち寄っていました。
そして東京では、「東京にいたって観光課にはいけるんだぞ。」と言って、八重洲北口にあったビルへ。
そこには日本中の県の小さなお店?がありました。
そのほとんどは小さなショーケースに小さな工芸品などが並ぶ程度の薄暗いお店で、今のように食品や、まして冷蔵庫などは全くありませんでしたが、各県が運営しているようなお店だった記憶があります。
電車交通の要の東京駅の目の前に、日本各県の観光課が運営するお店が集まるビルがあった。
それが時代が変わって規模を変え、ビルを飛び出してその近くに店を構えた。
と考えると、あのあたりにアンテナショップが多いことは、きっと関係があるんじゃないかと考えています。
今でこそ、地方の名産品は都内でも買えるし、なんならネット通販でお取り寄せも当たり前のように出来ますが、
当時の父はよく、「お土産なんて買い忘れたっていいんだよ。ここに来りゃどこのだって買えるんだから。」と言っていました。
懐かしいです。
と、すっかり話がそれてしまいましたが、蟹面作りでした!笑
私、この出来上がりのことを「蟹面/カニメン」と呼ぶことを初めて知りました。
じゃあ今までなんだと思ってたのかと言うと、「香箱ガニ」だと思ってたんです。
なんかほら、もう甲羅の中に身やら卵やらがギッシリ入ってておいしそうでキラキラしてて、「これは、蟹の宝石箱やーーー♡」みたいなイメージだったので。笑
でもこれは、香箱ガニで作った蟹面ということになるわけでして。
ズワイガニはオスが大きく立派で価値が高い。
メスは小さくて値段も付きづらい。
卵を持っていれば卵はうまいが、そっちに栄養を取られて身はオスに劣る。だから、東京にはなかなか出回らない。
このメスのズワイガニを、石川県では「香箱ガニ」、福井県では「セイコガニ」というんだそうです。
で、蟹面作りです。(2度目)
石川県の漁協の方がいらしていて、直々に教えていただきました。
簡単なほぐし方を中心に、外子(卵)と内子(卵巣)の他に、出会ったオスの精子を次の自分の排卵期まで蓄えておく入れ物を持ってるなんて教えてもらったりしました。
それから、石川県の持つ漁場の豊かさについてのお話や、海底火山のお話なんかも楽しかったです。
それから上の写真の左上に写っている、カラフルなタグ。
これは、石川県で獲れたズワイガニの中でも選ばれしカニだけが付けられる称号みたいなものなんですが、これ九谷焼なんだそうです。
九谷焼伝統の石畳模様がとてもかわいくて、キーホルダーにして売ってほしいとお願いしてしまいました。
自分で作った蟹面は、何よりずっしりと重たくて、こんなに身が入ってるカニある?!という感じだし、食べたら甘いし、漁協の方が選んでくれたお醤油がまたおいしくて、
さらに、まだ蔵出ししたばかりで発売前の手取川も最高で、
さらにさらに、お土産に香箱ガニを2ハイいただいて、
〆て8800円のワークショップでした。
お得!!
また行きたいですーーー
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